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世界32か国、16か月の旅。

ユーラシア横断陸路の旅 まえがき

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パリ~ようやくラーメンの巻

»カテゴリ: フランス

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パリのラーメン屋(2003年)
Photograph by Wakako Takatsuki


 かれこれ1か月前、モロッコからスペインに上陸してから、ほぼ一直線に北東に向かっている。マドリッドからバスクに来てからうすら寒くなり、フランスに入ると、長ズボンを履くことが多くなった。9月も半ばに差しかかり、旅に出て2か月になろうとしている。
 パリ・モンパルナス行きの超特急TGVは、音もなくボルドー駅を滑り出た。在来線と同じ線路を100キロを優に超す速度で突っ走る。旅の途中で購入したトマスクック時刻表の地図によれば、トゥールを過ぎてしばらくすると、TGVは在来線から専用線に入るとある。専用線に入ってからは、通過駅がほとんどなくなる。ときおり線路が枝分かれしては、またしばらくすると合流する。ちょうど高速道路のインターチェンジのように、大きな町の前後に在来線への連絡路が作られているらしい。新幹線よりも、高速道路に似た設計思想でできているようだ。
 モンパルナス駅についた。巨大なコンコースから表示に従って、地下に下り、メトロを待つ。パリのメトロは、不思議なことにバスのようにタイヤを履いていて、乗るときは手動で扉を開く。右側通行である。道路も鉄道も右側通行だから地下鉄も右側通行なのは当たり前だけど、マドリッドの地下鉄は左側通行だったような気がする。
 いくつかの線を乗り継いで、パリの西南端から一駅分市外にはみ出したマルセル・サンバール駅で降りた。ブローニュ・ビランコートという市にある。
 ここに住む和華子の友人ユキ、シルバン夫妻のアパートに泊めてもらうことになっている。ふたりは、駅から歩いて5分もかからないアパートの4階に住んでいた。
 翌日、パリの繁華街でラーメンを食べた。まともな和食を口にできる街にやってきて、欲しくなるのは、味噌汁でも寿司でもなくて、ラーメンなのである。カウンターにはひとり客がつまらなそうな表情で麺をすすり、対面する厨房は煙がたちこめる。奥に進んで、テーブル席。フランス人風の客が慣れた調子で割り箸を使って、ソース焼きソバにくらいついていた。新宿か池袋のラーメン屋にいるみたいな気分になる。この店のラーメンと餃子は内装と同じぐらい日本そのままだった。
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