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世界32か国、16か月の旅。

ユーラシア横断陸路の旅 まえがき

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ビアリッツ~海辺のリゾートの巻

»カテゴリ: フランス

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ビアリッツの食事は高い(2003年)
Photograph by Wakako Takatsuki


 スペインを発つ日が来た。第一印象はあまりよくなかったが、気軽な物腰、安くてうまい食事、それにフラメンコや建造物の優雅さに心魅かれることが多い一月だった。
 イルンの宿から徒歩1分の駅からエウスコ・トレンで2駅、4分。フランス側の国境の町エンダイアに着いた。ここからフランス国鉄でバイヨンヌという町へ向かう。そこにあるバスク博物館が目当てだ。
 切符売り場の行列に並んでいる間、和華子がバイヨンヌではなくビアリッツにしよう、と言う。地図で見ると、ふたつの町は隣接しているが、ビアリッツは海に接している。海辺の方がいいじゃない、じゃあそうするか、とビアリッツ行きに変わった。今日からはガイドブックがない。ポルトガルもモロッコもガイドブックなしで来たから、なんとかなるだろう。見知らぬ町まで25分の汽車旅だ。
 ビアリッツの観光案内所で1軒しかないという1ツ星ホテルを予約してもらい、バックパックを背負って、歩き始めた。大通りを渡って、路地に入ると、白亜のビルの谷間に白砂が見えた。波穏やかな浜がせまっている。ビーチリゾートだった。海辺まで徒歩1分の最高の立地に日当たりのいい安宿が取れた。幸先がいい。
 さすがフランスのリゾート地だけあって、町並みは美しいし、道行く人も品がいい。店の人たちはわりと流暢な英語を話し、感じがいい。フランス人に抱いていた偏見を正さねばならない。しかし、困ったことに物価が高い。レストランの前に手書きされたメニューの価格は安くても1500円ぐらい、高いとその倍はする。恐ろしくなって、最初の食事は3ユーロのチーズバーガーとなった。
 サンドウィッチ類ばかりの食事に飽きてきて、ベトナム料理屋に行ってみた。満席の店の外で待っていると、若いカップルが入ろうとするから、満席だよと教えてやった。ふたりが話す耳慣れない言葉が気になる。君たちはどこの国の人なんだい。
「私たちはバスク人」と赤毛の女。金髪の男の方はおぼつかない英語で、ドノスティアの近くにある町からサーフィングをしに来たと説明する。話しているうちにテーブルがひとつ空いたので、バスク人カップルと一緒に食事をすることになった。
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