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世界32か国、16か月の旅。

ユーラシア横断陸路の旅 まえがき

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マカオから香港へ~バス6本、8時間の旅の巻

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車窓から見た深セン経済特区(2004年)
Photograph by Wakako Takatsuki


 香港に投票しに行くピーターと夜7時に香港郊外で落ち合うことにした。マカオから高速船に乗れば1時間弱で着くが、155パタカ(約2500円)もかかる。中国経由ならだいぶ安くなる。一日に2回国境越えをするのも面白そうだし、中国ルートで行ってみよう。
 午前10時半、宿から近い新馬路で市バスに乗る。流れは順調、20分で国境に着いた。国境の行列は長い。珠海に戻ったときは正午近くになっていた。さらに、うっかり遠回りするバスに乗ってしまい、1時間もかかって、香洲汽車站(バスターミナル)着。20分後の午後1時発深セン行き快巴(急行バス)が取れた。80元。菓子パンを買って乗車。すぐに睡魔に襲われた。
 バスが止まって目が覚めた。深セン経済特区の入口である。乗客は警察官に書類を見せている。入境許可書がないと立ち入れないのだ。前の席の学生たちは下ろされてしまった。許可書がなかったのだろう。僕らはパスポートを見せるだけ。バスは深セン市内に入った。女車掌が乗客に下車地点を聞いて回っている。皇崗口岸と紙に書いて示す。香港国境だ。
 ここで降りろと言われたのが福田汽車站。冷房が効いた立派なビルである。4時、市バス乗車。高速道路をいくつも経由し、芝生にそびえる高層住宅を見ながら、深センを縦断。ここは中国のロサンゼルスだ。1時間後、皇崗口岸着。巨大な国境検問所でエジプト人ばかりの行列に並び、滞在時間5時間の中国を出国。ここから香港側検問所までは専用バスに乗らないとならない。今日5本目のバスに乗る。
 発車したバスは、すぐに国境橋に入った。左側車線を走っている。もう日が暮れかかった道の左右に人家は見えない。香港の国境近辺は一般人立ち入り禁止になっている。5分後、香港側検問所着。3か月滞在許可がもらえた。また専用バスに戻り、さらに5分走ると終点。落馬洲という変な地名。両替所も商店も見当たらない、ただのバス停に下ろされた。間もなく元朗行きの市バスが滑り込んできた。高速道路を経由して、20分後、香港北郊のベッドタウン元朗に着いた。6時40分。8時間かかったが、なんとか約束の時間に間に合った。バス6本の運賃は総額で約100元。高速船利用に比べ1300円近く安くなった。閑人でないとできない芸当である。
* 深セン=センは土偏に「川」の字。
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