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世界32か国、16か月の旅。

ユーラシア横断陸路の旅 まえがき

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チェンマイからバンコクへ~外人旅人租界から脱出できずの巻

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バンコク中華街で(2004年)
Photograph by Wakako Takatsuki


 タイ最北端の町、メーサイからチェンマイに南下し、夜行でバンコクに出た。再び友人らと夜遊びにふけったあと、ディーゼルカーの3等車に乗って、カンボジア国境のアランヤプラテートへ向かった。
 足かけ52日間滞在した計算になる。この旅で最も長期間滞在した国になった。タイは居心地がいい。道路はきれいに舗装され、都市間バスが絶え間なく走る。予約などせずにターミナルへ出向けばいい。乗り心地もいい。夜行列車の2等寝台は、インドあたりと違って、シーツや枕もあり、快適。24時間営業のコンビニが田舎町でもある。食事もうまい。それでいて、なんでも安い。一番安かった部屋が1泊80バーツ(約220円)、首都バンコクでも160バーツで泊まれた。これは二人部屋の料金だ。
 ただ、ふと思い返すと、長くいたわりには地元の人と話すことがなかった。宿の従業員と必要に迫られて話をするぐらい。町をぶらついていて、話しかけられたことが一度あっただけだ。バングラデシュ人だった。大学時代から数えて、タイに来たのは今回で8度目になる。今までも偶然の出会いに乏しかった。タイ人の気質なのだろう。歌うように優雅に話し、めったに声を荒くしない人々。市バスに乗っていても、仏像のある交差点でひっそりと手を合わせて会釈する人々。それでいて、下手なタイ語で道を聞くと、そっぽを向く人がいる。旅がしやすい国ではあるが、偶然のハプニングに乏しいところだと思う。
 地元の人との出会いがない分だけ外国人の旅人と遊び歩くことが多かった。チェンマイでは、宿からろくに出かけずに”沈没”していた。ラオスで一緒だった京都の健康優良児マユコちゃん、頭脳明晰なイスラエル人3人組、とあるカルト教団の指導者を父に持つ悩めるアメリカ人のスマ、泥酔して夜中に廊下で熟睡していたドイツ人の女の子マヌー。バンコクでは、ミャンマーで出会った早口のカナダ人オレンやフランス人カップルのパスカル&パスカルと遊んだ。沢村浩行さんという60年代から放浪旅行をしている方に素敵な旅の話を何時間も聞かせてもらったし、エイジさんにも再会した。
 旅に疲れ始めたのかもしれない。結局、外人旅人租界から一歩も出ずに、この国を後にする。次は26か国目、カンボジアだ。
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